漁師の生活

近海かつお一本釣り漁では、数日から2週間程度の期間を海上で生活します。

海上での生活は、漁船で20名程度が共同生活をするため、規律に従って行動することが重要となります。

漁船には、医師がいないため、ケガや病気に気を付けることが重要になる。規律には、ケガをしたり病気にならないようにするために定められているという意味も含まれていることを理解しておくことが必要です。

共同生活の中で、ストレスを溜めないで健全な状態を維持するために、規律の範囲内で自分なりの生活スタイルを見つけることも必要です。

ハウス内漁船に持ち込む私物は、全て自分に割り当てられたハウスで保管します。ハウスには、冷暖房があり、テレビやDVDを持ち込んで楽しむこともできます。
最低限必要なものとして、カッパ、長靴、普段着、布団などがあります。
漁具(釣竿、カブラなど)については、個人で用意するようになります。竿は多い人で20本程度積み込む人もいます。
お風呂もあるので、一日の終わりにはお風呂に入って、夜食を食べて、がんばった体を休めます。


食事1海に出ている間のための食材もしっかり積み込みます。
船内には厨房、食料庫、食堂兼休憩室があります。食料庫には、その時々に合わせて1週間から10日分程の食料を保管します。
料理担当のコックがいるので、コックの作る料理をしっかり食べて漁に備えます。


食事2食事3食事4


全国各地から集まった船員たちは、漁期が終わって帰港したら次の漁期が始まるまで、本来の居住地に帰っていきます。北海道から来ている人もいれば、沖縄からきている人もいます。
漁港は高知県黒潮町佐賀ですが、船員たちの居住地は全国各地様々です。

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